キャッチフレーズ
「心 つよく・明るく・のびのびと」

子どもたちの自発的な遊びの中には、「学び」がいっぱい。乳幼児期に“やりたい”遊びを自ら見つけ、自ら選び、夢中になって楽しむことで、沢山の気づきや感動を経験します。
当園では、様々な人との関わりや豊かな体験を通して自律(主体性)と共生(協調性)を育む「イエナプラン教育」を取り入れ、一人一人の発達と個性を尊重した保育を行っています。私たち保育者の役割は、子ども一人一人の可能性を見いだし、個性を伸ばすために「引き出し、導く」こと。子どもたちのわくわく心動かされる好奇心を大切にしながら、主体的に人や、物に関わろうとする姿を見守ったり、対話をしたりしながら、必要に応じてサポートするようにしています。

めざす子ども像
自分で考えて行動できる子ども
  • 好きな遊びを自ら選んで思いきり楽しむ中で、できた!!うれしい!!を経験したり、失敗してくやしい思いをしたり、また、時には「どうしてだろう?」と疑問に思ったことを夢中になって探究したりする中で、面白さに気づいていきます。また、これらの経験を通して「これでいいのか?」「次はこうしよう」と自ら考えて行動する力を育んでいきます。
  • 子どもたちの「したい!」「やりたい!」を尊重する中で、自ら気付き、自ら考え、自ら決めることができるよう待つ保育を大切にしています。
やさしく思いやりのある子ども
  • 異なる様々な年齢の友達や大人などとの関わりを通して、自分以外の人の思いや考え、感情があることを知り、自分だけでなく相手の気持ちも大切に考え行動する力、助け合いやいたわり合う心を育みます。
  • 家庭的な雰囲気の中で十分に甘えを受け止め、情緒の安定を図ると共に、相手を思いやる気持ちが育まれるような温かい関わりを大切にしています。
芸術的感性豊かな子ども
  • 美しいものに触れたり不思議なこと、面白いことに出会ったりする中で、五感が刺激されながら豊かな感性と創造性を養います。
  • 子どもたちが心動かされる感動体験を通して、豊かな心が育まれるよう本物に触れる様々な直接体験の場を大切にしています。


異年齢保育について

イエナプラン教育で大切にしていること(特徴)の一つに異年齢グループによる学級構成があります。芸術学園幼稚園では、同学年での活動(あそび)と同じくらい、異年齢で過ごす時間を大切にしています。
異年齢保育は、子ども達の成長においてメリットがいっぱいです。

協調性や社会性が身につく

子どもたちが社会に出れば、異年齢の他者と接する機会は多くなります。幼児期からさまざまな年齢の人と関わる場を設けることで、協調性や社会性といった必要な能力を養うことができます。また、年下の子が年上の子から遊びのルールを学んだり、年上の子に年下の子が言葉を教えたりと、刺激し合いながら成長することで、他者への思いやりの心を育むきっかけにもなります。

生きる力を養う

少子化の中、近所の子ども同士で遊ぶケースも少なくなりました。幼稚園が初めての集団生活の場となる子どもたちは、様々な年齢の友達との生活を通して、違いを知り、接し方やコミュニケーションの図り方を学んだり、年下の子が年上の子の挑戦する姿を見て、僕もやってみたい!!というチャレンジ精神が育ったりすることにもつながります。
言葉の理解が難しい年下の子に対して、年上の子は考えを巡らせながら相手に気持ちを伝えようとするなど、知らず知らずに育つ環境が異年齢保育の中にはいっぱいです。