9月16日(土)より開催の料理教室(全6回コース)の第2回目が芸術学園幼稚園にて行なわれました。
今回も台風が来ていて、天候が悪いにもかかわらず多くの方が参加してくださいました。参加者の本気度が感じられました。
第2回「腸内細菌:本当の健康の意味とは何か、食べ物が肉体や精神に及ぼす影響、糠床の作り方」
(試食・玄米ご飯・だしを使わない味噌汁・糠漬け)
♪前回からの感想♪
・受講して生活が変わり、楽しい事が増えました。片付ける心のゆとりが生まれたり、子どもに対しても穏やかになれる気がしました。家での食事が夫婦共に好きになれ、自然にお金も貯まり、別に使う事が出来たので嬉しかったです。苦なく、楽しく続けられているので今回学ぶ事も楽しみです。
・「噛む」事を意識し、実践することにより少しの量でもの食事が満足できました。これならダイエットが出来そうです。また、気持ち的のも落ち着きが出てきたように感じます。
・主食、副食の割合をお弁当で実践しました。食事を考えて食べてず、流れで食べていることに気が付きました。朝が来て朝食をとり、昼が来て昼食、夜が来て夕食と。食べること(体、お腹)に意識がいくことで、お腹が空いているかどうかで食事摂るという判断に変わってきている。
・玄米を自宅で行なうことで、子どもの便が出るようになった。これからも続けます。
・「噛む」ことがなかなか出来ていない事に気が付く。これまで、ただ物を口に入れていたなと思いました。ただ、本当に噛めてないなー実感中です。料理教室があることで、習ったことが食事のときにチラつきます。そういった意味では毎日、意識が出来ていると思います。
・現在、試行錯誤中です。出汁を使わない味噌汁は時間があるときには出汁をとり、ない時には前回習った方法で味噌汁を作っています。無理なく、余裕をもって料理が出来るようになりました。
・今まで、出汁のある味噌汁は子どもが飲まなかったですが、出汁を使わず、食材本来のあまみなどからできる味噌汁は喜んで何回もおかわりして飲むようになりました。
・玄米や出汁をつかわない味噌汁など前回習ったことは家族から不評ですが、まずは自分がやって試して、良ければ広がっていくことを前回学んだので不評の中でも頑張れています。1ヶ月やってると不評だった家族も「それどうなの?」など少しずつ気になっているのか、反応に変化があります。
これが基本!!
- 【土地のもの・季節のもの】大原則
- 【主食と副食の割合】穀物主義 歯の割合
- 【陰陽の調和をはかる】皮、アク、調理法(全体食)
- 【噛む】←これが上の三つよりも重たい(写真のシーソーの図から)=重要という事。
♪お話項目♪
・腸内細菌について(人間の腸内にはたくさんの小人がいる)
・微生物の働き(味噌、肌が合う、槽糠之妻、好気性と嫌気性、化学物質・電磁波・薬物中毒)
・腸と脳の関係
・糠漬けの作り方(運転と手入れ:管理)
♪ぬか漬け作り♪
♪本日の試食♪
♪今回の感想♪
・今まで糠漬けを食べたことがなかったが、今日食べて美味しく食べられました。体に良い事も知ったので、これから家で頑張って作ってみようかなと思いました。
・今回初参加で子ども連れてどうかなと思ったが、子どもも糠漬け作りに興味を持ち「一緒に作ろうね」と話をしたら「作ろう」と言っていたので、楽しく作っていけたらと思いました。様々な食事療法があるので自分自身に必要なものを選択できるよう学んで行きたいです。
・ぬか床の作り方で、混ぜるときに空気を含ませる方法にビックリしましたが、たくさんの微生物や菌も生きているという事を教えていただいたので、人間と同じで呼吸していると捉えると納得しました。早速作ってみたいです。
・前回の復習もして頂きながら、改めて「噛む」事の重要性を感じ、噛む習慣が付くように日々意識したいです。
・糠漬けの本当の美味しさを知りました。今日食べた美味しい糠漬けが出来るようにやって行きたいです。
・同じ材料を使っても各々異なる味になる事を学びました。作る人の体調や心持などで味が変わる事を強く感じました。そして、美味しいものは作り手の良い心や健康が影響してると思ったので、まずは私が自然なものを口にして美味しいご飯が作れるようにこころがけたいと思いました。
・子どもたちの為に美味しく、体にいい食事が出来るように色んなことを学んで挑戦したいです。今回の糠漬けも、ここで学んでいなければしていなかったと思うのでいい機会となりました。
・腸内細菌の話で「腸内にはたくさんの小人がいる」という事を聞いて、息子の腸内の小人をイメージしました。今、息子の体調が大ピンチなので、元気な小人が育つようにしたいと思いました。と同時にもう一度、今の生活を見直そうと思います。まずは、ごま塩で美味しいご飯を食べてもらいたいです。
♪最後に♪
今回の大きなテーマは「糠床作り」でした。参加者の多くの方は難しいというイメージがあったようです。しかし、川上さんは参加者の「難しい」というイメージを取り除いてくださったのではないでしょうか。「難しい」の裏には「失敗できない」や「色々、手を加えないといけない」といった気持ちであったり、情報があったのではないでしょうか。ただ、今回の糠床作りは参加者の、そういった気持ちを和らげるものでした。「失敗しそう」という声に対して、川上さんは技術ではなくは気持ちで、参加者の方の思いを受け止め、大笑いしながら「失敗していいのよ。たくさん失敗して、次の料理教室で聞かせて」と答えられました。多くの方が最後の感想タイムで「難しそうに思えたが、そこまで難しくもないかも。やってみようと思います」など前向きな声が聞こえました。次回のブログを楽しみにしておいてください。糠床作りをした参加者の生の声をたくさんお届けします。
次回は11月25日(土)芸術学園幼稚園3F「おひさま」13:30~16:30
テーマ【砂糖や化学物質・・・砂糖や化学物質を使わない食事やおやつの大切さ、小豆かぼちゃの作り方】
(試食・小豆かぼちゃ)