美味しいものが多い季節となりました。ご家庭の食卓はいかがでしょうか。
「食欲の秋」という言葉がありますが、その由来をご存知でしょうか。現在は輸送手段や栽培技術が発達し、1年中美味しいものが食べられます。しかし、そうした手段や技術が発達する前は季節に応じて作物が収穫されていました。そして、秋が1番、作物が多く実る季節であることから「食欲の秋」と名付けられました。
やまもも学園の食育も季節を感じられる様な、取組みをしていきたいと思っています。
「地元の食材、旬の食材、まるごと、よく噛む」を基本に、より安全で美味しい給食!!
【やまもも学園の給食】
食育で一番大切なことは、「噛む」ことです。本学園では乳幼児期の食事は、舌の使い方や口の筋肉、あごの発達に影響し、その後の健康を大きく左右する事から「噛む」ことのできる給食を心がけています。
また、好き嫌いをなくして感謝して食事ができるためには「空腹」である事が大切ですので、子どもたちは日中外で元気いっぱいに遊び、お腹が空いた状態で給食の時間をむかえています。お腹が空いた時の一口目のホカホカのご飯は格別に美味しいですよね。食材を選んだり栄養を考えることも大切ですが、食べ放題におやつをあげたりジュースを飲ませたりすることを避けることで感謝の気持ちが育まれるのではないでしょうか。
平成29年度保護者会総会では当学園食育アドバイザーの「静かな喫茶店」川上さんご夫妻にやまもも学園の食育についてお話いただきました。(その時の詳しいお話は幼稚園ホームページの「食育推進室だより」4月30日の記事にありますので、よければ一読して頂ければと思います。)
食育推進室だより 4月30日の記事
・やまもも学園の給食について
・梅醬油番茶について
・ご家庭での食事について
の内容が載っています。
食育アドバイザー
(左から川上伸二さん、万利子さん)
♪美味しくな~れ♪
やまもも学園では年長児が田植えや稲刈り、芋ほりなどの体験をする機会があります。
今回は両幼稚園の年中児が畑(南国市岡豊町笠ノ川241付近)でジャガイモの種芋植えとブロッコリーの苗植えを行ないました。お世話をして下さったのは香南市で無農薬、有機栽培で野菜や果物を作っている、ぼっちりファームの筒井さんです。今後は、子どもたちが種を植えたり、収穫したものが給食で食べられるように取り組んで行きたいと思っています。