本部長ブログ

3 2010.11

昇幹夫先生の講演


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先日、日本綜合医学会でご講演された昇幹夫先生の講演内容



をご紹介します。



「食べ物をかえると、人生が変わる」



昇幹夫先生は1947年鹿児島生まれで九州大学医学部を卒業後、



麻酔科、産婦人科の専門医として82年より大阪在住です。



高校卒業30周年同期会で



200人の内8人の死(内4人は医師)とういう事実にショックを受け、



平成11年に年間1000名の出産を取り扱う病院を退職。



誕生半世紀を振り返り、50代は過労死寸前の働き方を



あらためることにしました。



大阪市で産婦人科診療もしながら、「日本笑い学会」副会長



(「笑いと健康」部門担当)として、笑いの医学的効用を研究されました。



前向きな楽しい極楽トンボの生き方が、



高齢者をダイヤモンドエイジにする長生きの秘訣と説き、



現在は「元気で長生き研究所」所長として全国を講演活動中です。



自称「健康法師」だそうです。



癌の原因は下記の通りだそうです。



50%は心⇒ストレス・生きがいの喪失



30%は食事⇒肉食と白米・欧米型の食事



20%はラフスタイル⇒不規則な生活・働きすぎ・過労



論理的根拠は新潟大学免疫学教授の安保徹先生によると



癌は免疫制御の極限で起こる病気だそうです。



免疫力をつけるNK細胞を元気にするには



①笑うこと



②泣くこと



③人に話を聞いてもらうこと



 (配偶者以外が良いそうです!)



④お華粧すること



⑤楽しく歌うこと



⑥良い睡眠を十分取ること



⑦冷たいものを取らない、冷やさない



つまり、心地いいと思うことが大切!



横浜市内の産婦人科医、池川クリニック院長池川明さんの胎内記憶の話、



新谷弘実先生の胃腸の話、



月に一回小学校5・6年生が自分で作るお弁当の取り組みを



された香川県の竹下和男先生の話、



10歳までに味覚が決まってしまうので、



それまでに和食中心な食生活を心がけて下さい。



給食を和食に切り替えたきのみむすび保育園の紹介もありました。



インフルエンザの季節でも風邪で休む園児が数名だそうです。



低年齢からの高血圧、糖尿病の話も驚きでした。



日本人は欧米人よりインシュリンの排出が少ないので



糖尿病になりやすいそうです。



3歳までは甘いものをできるだけ与えないようにしてください



とのメッセージをいただきました。



危険なトランス脂肪酸(加工油脂・ショートニング)の話もありました。



多く含まれている食品は



マーガリン・油で揚げたスナック菓子・フライドポテト・パン



ケーキ・コーヒーフレッシュ・アイスクリーム・レトルトカレー



マヨネーズ・エコナなどのサラダオイル・ドレッシング



トランス脂肪酸の害は



①悪玉コレステロールを増やし心臓病の危険性が増す



②喘息・アレルギー性鼻炎・アトピーなどの危険性が増す



③老人はボケやすい



④女性では不妊の危険性



天然の脂肪酸はシス型という立体構造をしており、



トランス型は体内で代謝されにくく、プラステック食品とも呼ばれています。



欧米では法律で使用が禁止されているが日本では全く規制がない!



楽しくおかしく2時間があっという間に過ぎました!        



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